《interview》GREENJAM代表 : 大原 智

-話を聞く限り凄い大変そうなんですけど、やっぱり伊丹市に貢献しようという想いが・・・

全くないっすよそんなん!(即答)

 

-え!?!?

正確には、最初は無かった・・・ですね。そういうのはやっていくうちにどんどん芽生えたというか・・・。それこそ最初は貢献する形じゃないと(昆陽池で野外フェスが)できないやろうなって思っただけで。

 

-あ・・・なるほど。

でも、やっていくうちに考えるようになるっすよね。最初建前やった事がちょっと本心になっていくというか・・・年々、フェスの回数を重ねる毎にその想いは更新してますね。「こういう人たちにとってもITAMI GREEN JAMは価値のあるものなんか」とか、実感していくうちにだんだんと。

 

-良い意味で凄いリアルな話ですね。

僕、全国のフェスの主催者の人たちと飲みに行く機会とか多いんですけど、「震災がきっかけで」っていうのとかはまた別かもしれないですけど、自分の地元でフェスやろうぜ!って人たちの中で、フェスをした一番大きい理由が「地域活性」っていう人はいないですよ。僕が知ってる限りは。

 

-へぇ〜。

だって・・・地域活性を理由に「野外フェス」っていうのを選ぶのはマジでアホやと思いますもん。リスキー過ぎる。それはお金的にも精神的にも。だからそんな選択をする人は実はいなくて。皆(野外フェスを)やっていくうちに、野外フェスという表現で喜んでくれる街の人を見たりだとか、街に現れる色んなプラス面を肌で感じていくうちに意義というか・・・意味を感じて、「街」と「自分のフェス」との関係性を感じるようになる・・・っていう話を(全国のフェスの主催者達と)よくしますね。

 

-始まりは単純に「やりたい!」って気持ちだけで、理由なんて後付けなんですね。

後付けですね。

 

「GREENJAMの文字の中に隠された「縁-EN-」・・これも後付けだそうですが、結果的に「人と人」や「街」など、様々な「縁」を繋ぐきっかけとなっている。

 

-だからこそ余計に思うんですけど、今言ったような「地元愛」というか・・・そういうものって幾ら大きくなったからって言っても後から付いてきたものじゃないですか?大原さんをはじめとした主催者は規模が大きくなるほど責任感が増しますし、時には胃が痛くなるような決断もするわけじゃないですか?そんな思いをしてまでイベントを続ける理由って何なんですか?

イベントを続ける理由っすか・・・う〜ん・・・勿論今言ったような、やっていく行くうちに芽生えた想いってのもあるっすけど、それは実は僕の中で続ける理由の3割くらいしかなくて。7割ぐらいは「意地」ちゃいますかね?たぶん・・・。

 

-というと?

僕の中の辞める理由ランキングの中で最もデカイのはたぶん「お金」と「メンタル的な辛さ」なんですよ。でもなんかそれを理由に辞める自分嫌やな、と。

 

-なんか・・・それは分かります。

僕の師匠というか、勝手に尊敬してる人がいるんすけど、その人も神戸で「COMIN’KOBE」っていう無料フェスをやってるんですけど、予算もウチの10倍近くで「こんなん無料で無理やろ!」って規模の。僕は元々所属バンドとしてそのイベントを主催してる人のレーベルに居てたんですけど、その時から「こういう事考えてんねん」っていう話をイベント立ち上げ前から聞いてて。その時は「へぇ〜」ぐらいに思ってたんですけど、そのイベントが2005年に立ち上がってからどんどんでかくなっていって・・・。その人の座右の銘が「結果を決めて努力で帳尻」っていうんすけど・・・凄い納得できるんすよね。

 

神戸で開催されている無料チャリティフェス「COMIN’KOBE」。こちらも要チェック!!※2017年度は終了。

 

-逆算する感じですね。

だから僕の場合、考えすぎたら辞めるって言うてまいそうやから、もう先に「やる!」「今年は2日間やる!!」って公言するっていう 笑。その発言によって動き出す事や人があるじゃないですか?じゃあ自分の発言のせいで動き出してるからもう逃げれないじゃないっすか 笑。だいたいITAMI GREENJAMの開催まで半年間あるんですけど、その半年間のモチベーションを保ってるのは・・・・さっき言った周囲に対しての想い・・・みたいなもんじゃないっすかね。だから、開催を決意する理由と、製作期間を支えてる理由ってのは違うかもしれないですね。

 

-ははは 笑。こうやって順番に話を聞かせてもらってると、ノリで始めた事がかなり大規模になったなーと思いますね。

そうっすよ!思ってたよりっすよ!笑。

 

-ちなみに今年のITAMI GREENJAM 2017の見どころは?

今年の見どころはねぇ〜・・・ライブアーティストのラインナップがまず豪華!「チケット代ちょうだい!」って言いたくなるようなアーティストばっかりで。勿論、今までのアーティストもかなり豪華なんですけど、今回は特に無料で見たらあかんような人ばっかりっすね。無料フェスではかなりのレベルやと思います!
-僕も知り合いとかに「スチャダラパー来る」って言うたら「マジで!?それほんまに無料なん??」って言われます 笑。

でしょ 笑。あと、ライブアーティスト以外に「アート」とか「パフォーマンス」面で関わってくれるアーティストの人数が過去最大っすね。だから、会場の色んなとこで色んなことが起こってる筈です。サーカスをやってたり・・・

 

-話を聞くだけで今からワクワクします 笑。

 

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