《interview》 須磨学園水泳部コーチ : 坂本匠

-体のつくりを頭で理解するって大事やねんな。

体の使い方をうまい事できれば勝てるのが水泳なんちゃうかな、って思うな。実際この間の水泳見てても、50mクロールでアンソニー・アーヴィンっていう30代の人が優勝してんけど、その人は元々2000年に五輪で金メダル取ってて、その後引退・復帰して速攻ロンドン五輪の代表権取って五輪で決勝進出したからな。そっからまたトレーニングして2016年のリオ五輪で金メダル。何年もブランクがあったのに・・・。

 

-凄いな。それは選手が自分の体の使い方を理解してたからってこと?

北島さんもそうで、1回オリンピックで金取った後に引退っていうか休養して、復帰してまた金メダル。あの人達は体の使い方を知ってるから。どんだけ周りの奴が努力してても体の使い方知らんと彼らには勝てへんと思う。

 

指導中の様子。技術コーチとの出会いや様々な国籍の選手を指導してきた事が今の自信に繋がっているそうだ。

 

-同じ練習してても、理解してるのとしてないので全然違うわけね。

そう。それが、俺が長年疑問に思ってた「同じ練習してても速くなる子とそうでない子」の差やってん。だから凄い腑に落ちた。俺は選手時代に努力はしてたけど体の使い方知らんかってん・・・。

 

-小学校からの疑問の答えを数十年掛けて手に入れたわけや

そうやねん。当然そういう説明も全部英語やねんけど、最初の頃はその技術指導のコーチに「(俺の説明が)分かってんのか?」って聞かれて、「わからへん!」って答えると、じゃあ「辞書持ってこい!」って。だから俺は最初ずっと辞書引いてた 笑。

 

-ははは・・・。

分からん単語を書いて。その単語も綴りが合ってるかわからんから見せて「これどういう意味?」って。「単語が違う!」って直されて、また辞書引いてやっと意味が分かるっていう 笑。とにかく必死やったな。4年間ってリミット決めてたし。

 

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